「畑の学校」2019 第3回【味噌づくり&閉校式】


「畑の学校」 【味噌づくり】in  JA福島ビル 会議室 2月8日(土)

今年はなかなか雪が積もらない福島市内。その様子を一望できるJA福島ビルの会議室にて、「畑の学校」としての成果品である、味噌づくりを開催しました。その様子をお届けします。

ふくしま大豆の会、今野会長の主催者挨拶で開会しました。今年の「畑の学校」は苦難の年。種まきが雨によって遅れ、雑草取りは猛暑のため短時間、台風の影響で収穫は中止となりました。それでも味噌づくりまで開催することができたのは、様々な方のご協力のおかげです。“手前味噌になるように”有意義な会にしましょうと会長からのお言葉でスタートです。

さっそく、内池醸造の桜庭先生から味噌づくりのポイントを教えてもらいながら仕込み始めます。内池醸造特性の「手づくりみそセット」、大豆は平成30年度産の「あやこがね」を使用しました。

 

1番最初は柔らかく煮た大豆を潰す作業から。半分は自分たちで、もう半分は「まめミンサー」という機械で潰します。桜庭先生から「ビニール袋の上からうどんをこねる要領で」と教えてもらい、みなさん思い思いのスタイルで潰していました。

 

「なわとびみたいでしょ!」と豆の上で飛ぶお子さんも。少し疲れたら、味噌になる前の大豆をちょっと味見。ほわっと甘みが広がります。

一生懸命潰して、「暑い」という季節外れの声も聞こえてきた頃、部屋の中は大豆の香りでいっぱいです。「すごい香りだね」「クッキーの生地みたい」「このままでも美味しそう」という会話が聞こえてきました。

「表面がきれいでも中は粒が残っている時もあるので、ほぐしてみてね」と桜庭先生からアドバイスです。

 一方、「まめミンサー」で潰すのはあっという間。麺のように潰れた大豆が出てきます。

 

さて、次は樽に袋をかぶせ、食品用アルコールで消毒。潰した大豆の片方を樽へ入れ、分量の半分の麹と塩を混ぜ合わせます。


そこに登場するのは、味噌の生きた酵母が入った水。この内池醸造特別製の酵母水も半分入れて、大豆のかたまりをほぐしながら混ぜ合わせます。「全体に麹が行き渡るように混ぜてくださいね」と桜庭先生。

混ざったかなとなったら残り半分も同じようにします。「よし混ざったかな」「でもまだ半分だ!」「えっもう疲れてきた」と楽しみながらも、なかなか重労働の様子です。 

その後は押しつぶして表面を平らにします。ビニール袋を内側に畳み、上から消毒。内ぶたと外ぶたをはめたら作業は完了です。

しかし、味噌づくりはまだまだ終わりではありません。味噌が出来上がるのは、6月末から7月あたま頃。それまで家でやることを桜庭先生が教えてくださいました。

【お家でのお手入れ方法】

まず家に帰ったら内ぶたの上に重しをつけること。仕上がり5kgに対して1kg程のおもりが必要です。500mlのペットボトル2本でも代用可能とのこと。

 それから4月頃に手入れをします。ふたをあけてよく混ぜ合わせ、もう一度同じようにふたをして再度寝かせます。

手入れをする際、水分が出ていることがあります。これは「みそのたまり」と呼ばれ、旨みや栄養が入っていますので混ぜ合わせてください。

 白いカビは麹菌なので、気にならなければ混ぜてしまって大丈夫! 青や黒いカビは取り除きましょう。カビの部分さえ取り除けば、なんの問題もありません。

 6月末頃から7月あたま頃、普段見慣れている味噌の色になったら舐めてみて。あとは、お好きな味で食べてください。

好きな味のまま発酵を止めたい場合は、小分けして密封して冷蔵庫や冷凍庫へどうぞ。

参加されたみなさんは味噌が出来上がるのを心待ちにしている様子です。大切に持ち帰ります。「こっちが私が作ったやつ!」「お豆つぶすのが楽しかった」とご家族、参加者同士で会話も弾んでいる様子です。そのまま「畑の学校」閉校式へ進みます。

 

【「畑の学校」閉校式】

閉校式では、紺野事務局長に閉校のご挨拶をいただきました。「畑の学校は、食育活動の一環として大豆を種まき、収穫、味噌づくりとやります。和食の真髄を、地産地消を体感してもらいたいと始まりました。お子さん、お孫さんと共に、手づくりの味噌を作る。手前味噌ではありますが、良い経験をしていただけたのではないかと思います。」

子どもたちへの「楽しかった?」という呼びかけには、恥ずかしがりながらも「楽しかった」「うん」という可愛らしい声をいただきました。

楽しかった「畑の学校」も今日の味噌づくりで全行程終了です。具沢山のお味噌汁、味噌おにぎりなど、楽しんで食べてくださいね!

みなさんの感想などもお待ちしております。ありがとうございました。

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